…っ![聞こえてきたのは、単身、北へ向かっていた筈の神将の声。女は鏡を取り出して聞こえてくる声に集中する。入ってきたのは、九嬰が襲って来たとの報告。妖魔の名前を聞いて女は表情を固くする。]えぇ、後方の警戒は私にお任せを。[>>1:140本当はすぐに神将の許へ向かいたいだろうに、一旦拠点へ戻る事を選ぶ。そんなクリフの判断に女は確りと頷いてみせた。少しでも早く拠点につけるよう、己はその助けをするまで。]