[それは衝動のように込み上げてきた、 拒否だった。だって、自分は、まだ、為していない。オクタヴィアスさまをお守りするって…なのにこんなところで、死ねない!!!] ――ッ、![呼ばれた己の名>>21にも後押しされるような心地で、ツェーザルは両手を受け皿の形にして首の前に出し、降りてきた斧の刃を必死で掴んだ。]