人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


資産家の息子 カーク

[時計を見ると時間は夜明け過ぎ。
カークはほとんど寝られなかった。
というよりも刻々と下がる気温に恐怖を覚え眠るどころではなかったが、結局は疲労と睡魔に敗れて2時間程度眠ってしまったらしい。]

生きてる……よな?

[水を飲もうと瓶に手を伸ばしてそれが既に液体ではなくなっていることに気づく。
寝室に掛けられた温度計は下側の10近くを差している。]

よく死ななかったな。

[それはエレの薬のお陰なのかとカークは思ったが、薬一つで凌げるような寒さとも思えない。
だがこれが奇蹟でないとしたらやはり薬のお陰なのだろうかと思い直す。]

(38) 2015/05/05(Tue) 10:03:56

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