――――うおおおおおおおお、お前、おい!! お前ら何考えてんだぁぁああああ!! こっ、このためにどんだけほうせ、あばっ、あばばばば… [きーー、と絶叫である。しかし猫の手で頬ににくきゅうふにふにされて、ようやく我に返ったファミルは、慌ててその民衆の中に溶け込んだ。**]