― 城壁上 ―ほぉ…?なるほどな、似てるわけだ。[問いかけに、父だと答える相手>>22の様子を観察する。激昂せず冷静に返す辺り、だいぶ肝は据わっているよう。相手と違い15年前の出来事へと思考が飛ばなかったのは、直ぐに皇帝の声>>6が耳に届いたためだ]はン、学長が取っ捕まったってのに、まだ諦めてねぇのか。[付き合っている暇はない、と言い放つ相手に対し、逃走の妨害をするべく足に力を込めた時だった]