調べものをしていたら祭りに出遅れてしまったね。
[冗談めいた口調で言い、焔の波を越えて迫って来た敵にファルカタを捻じ込んで。
引き抜き様、敵後続目掛けて目の前で事切れた敵を蹴り飛ばした]
カレル王子! 貴方も船へ!!
殿は私が務める!!
[城壁に居る王子へと声をかけ、男は再び意識を敵へと向ける]
全員乗り込んだら私に構わず出発を。
後程合流するよ。
[その言葉には驚かれたかもしれない。
しかし男は言葉違わず、船が出発した後に転移魔法で王子らと船で合流した。
一歩遅ければ、海に落ちてしまいかねないギリギリの状態ではあったが*]