― 天上宮・城下 ―
[呼びかけに背筋伸ばす姿に目を細めたのは、ほんの僅かな時間。
主が楽し気に褒めてたっけなあ、なんて思考は隅に追いやって]
ん、いや、俺は朱雀様のお供で、討伐から戻った所だよ。
そのまま祝祭に、って予定だったんだが、色々と慌ただしくなったからね。
今の内に、少しでも祭りを楽しんでおくかな、と思った所さ。
[問い>>37に答える口調はさらりと軽く。
それから、伺うような視線に僅かに声を潜めて]
……その様子だと。
君も、俺と同じく……かな?
[問い返しつつ、こて、と首を傾いで見せた。*]