[こちらに向かってくる足音を聞きつけて、廊下を覗き込んだら、階段を下りてくるヤコブ>>29が目に入った。]ヤコブー!僕はヨアヒムだよー!お前は二階で仕事でもしてたのかー?[同じ年の幼馴染に向かって、スケッチブックを持ったまま大きく手を振って笑いかけた。家族が村の外に出る冬の間は、ヤコブは宿屋の手伝いをしていることを思い出したから。**]