[アリーセを乗せた竜が飛び去った後、私はレイピアを腰に戻し、戦況を確認しようと前を見た] ………っ[歪む視界、失血により倒れそうになった時、目の前に壁のようなものが立ちはだかる。身体ごと触れたそれは温かく、触れたことで力強い拍動が伝わってきた]