[それ以上、この場で口を開けば、
剣呑な言葉が飛び出しそうだったので、
ドールやシメオンが付き添うようならば共に医務室へ。]
怪我は大丈夫だって言ったってな、お前。
見た目は直ぐによくなろうが、血が足りてないのは事実だろ。
…俺は。お前ほど深い傷は負ってない。
[その道中、怪我は大丈夫だ>>33などと
宣ったカークへ小言をぶつくさと漏らす。
ああ、非常事態が終わったなら説教でもなんでも受けてやる。
だがな、今はお前の手当が先だろう。
自分のことに無頓着なのはお互い似たところだが、
それでお互いを心配し合っていれば世話がない。
特に、片方が重症ならばなおさらだ。]