人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


平原の民 エディ

― サクソー川:橋の北西付近 ―

[戦場にありながら、ダーフィトはエディと愛称で呼ぶ。
 その呼び声によって不意に浮かび上がる過去の記憶の断片が、今まさに振われんとする剣先に重なった。
 記憶に焼きついた剣の軌道、それが見極めの一助となったのか、刃は相手の鎧の継目に食い込む。>>23
 手ごたえありと見ると、一気に振り抜いた。]

 だぁああああっ!!

[肉を裂く感触、だが深くはない。
 こちらの速度が上回ったのには刹那、安堵する。
 弱点への攻撃をと誘った上で剣先の軌道から狙いを的確に読み、その上で正確に叩き落しに来たその流れるような一連の動作>>17ひとつとっても、ダーフィトの剣技は今までに対峙した誰よりも上をゆく。まともに食らったら剣を叩き落とされ勝敗は決していただろう。]

(37) 2016/02/17(Wed) 05:58:14

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