―根城・夕―
[胃の懸念は>>1:73
どうやら本人も思うところがあったらしい。>>25
セオがテーマ別に分けて開催する案や>>2
菓子のサイズを一口大にする案を耳にしていれば
アイリもどうやら乗り気の様だ。>>25>>26]
ふむ、では決まりだな。
茶会こと秋菓子の品評会は
回数を分け、テーマ毎に趣旨・嗜好を合わせた
菓子を集め秋の恵みを楽しむとしよう。
各テーマや開催順は貴様らに任せるぞ。
予算も気にするでない、財は惜しまん。
惹かれたものを好きなだけ買い集めよ。
己が欲求に従え、金が必要ならば言え。
この根城に『遠慮』の二文字は不要ぞ。
[何、欲望結構全種類制覇上等。>>25>>26
それを微笑ましく思えど
ツッコむ気なんぞ微塵もあるまい。
秋が何度訪れようと「その年」の秋は一度しか無い。
人間達が想像する魔王の如く不敵な笑みを浮かべ、
菓子集めに遠慮や手加減は不要だと暗に示した。]