おじさんは、グリュングレースの巫女に自発的に協力はしようとは思わないけれども自分のためになるならば別さ。それに不幸を望んでいるわけでもないしね。
といったらいいかな?
それとも、コニーリオがコニリェッタになってもらうしかないっていったろう。
可愛い子がいれば、ほいほいがんばっちゃうのがおじさんってものさ。
なんていうのはどうかな?あるいは――
立場によって物の見方も違うからね。それはそれ、これはこれさ。
というのはどうだい?
[少しかがみこむようにして弟子を見遣るようにして、いくつかの納得のいきそうな理由をそれっぽく口に出す。]