─ 月の舞台 ─
あぁ、主ならそうじゃろう。
それに、対策された所でやる事は変わらぬしのぅ。
[儀式を経たことで男の戦闘スタイルの把握はしたし、男も竜の戦法がアレだけではないとも察したろう。
つまるところ、見られても問題無いとの認識でお互い完結している。
あとは用意された領域で休むを優先、の前に着物の修復と相成った訳だが]
あぁ、主は知らぬのか。
この身は写し身にすぎぬでの、この着物も身の内よ。
つまり、これで治療は済んだということじゃ。
まぁ、主は服が戻らぬのは不便…じゃろうのぅ。
[>>23主の言葉に、言われずとも好きに貰っていると返事をして。
便利だという言には苦笑を浮かべながら、上はともかく下はのぅ…と言葉を濁した]