人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


仕立て屋 エルナ

─ 大通り ─

[元々走る速さは遅くない方だが、声がした先から新たに悲鳴が届いた為に駆ける速度は自然と上がった。
>>25程無く到着したそこには二人の知己と、遠巻きに彼らを見て色めき立っている花精たち。
一体何が起きたんだと思うも、周囲の様子がおかしい理由は黒衣の彼の腕に抱えられている彼女を見てすぐに分かった。
人気があるらしいとは聞いていたが、こんな時にその反応はおかしいんじゃないかと、常ならば首を傾げたくもなるのだが今はそんな余裕も無く]


…あぁ。

頭とかは打っていないよね?

[今さっき倒れたらしいと聞いて、真っ先に案じたのは眠りに落ちた際の危険。
助けを呼んでいたのはクララの声だったから、視線はそちらに向けて問いかける。
>>26>>27二人からも、何かあったのかと問いかけられたそれに、先程まで見ていた友の姿が浮かんで目を伏せて]

(37) 2018/06/22(Fri) 23:03:26

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