そうなの、彼女、礼儀作法には厳しくて。
おかしいわね、私怒らせるつもりはなかったのに。
[そう笑い返した。
スケッチブックを差し出されれば>>34、それを丁重に受け取って、屋敷のスケッチを中心にじっくりとページをめくっていった]
素敵な絵……あなたにはこの場所がこう見えているのですね。
絵が描けるって素晴らしいことね、この絵はあなたの記憶になって、きっと何年たっても忘れてしまったりはしないのでしょうね。
[感慨深げに言って、屋敷のスケッチが終わると、最初に戻って河原や花のページを見つめる]
とても綺麗ね。これはあなたの好きな花?
私には十分見せびらかして自慢できる絵に見えるのに、ほんとうに画家さんではないの?
[手元のスケッチブックには再び玄関が描かれたページを開いて、それをマリエッタと交互に見ながら尋ねた]*