あんまりバカになられるのも複雑だがね。[料理にはあまり手をつけず、壁を背にする形で視線が巡り]……………?[はたり、瞬いた。所持者にしか分からない感覚。タブラの狼の様子がおかしい。先程も一度、感じてはいたのだが。その時視線が捉えていたのは、憐れみを向けた薄緑の彼。*]