― 集合時/天上宮・庭園 ―
[討伐隊の指揮官は朱雀とし、蒼龍はその補佐と言う立ち位置となる。
遠征内容の説明や務めについてなどを告げ>>23>>24、次いで容赦ない宣>>25をする様子に蒼龍は小さく苦笑した]
あまり脅かすものでもないけれど…朱雀の言うことも尤もだ。
動けぬ者を庇いながら進めるほど容易な任ではないからね。
これ以上は進めぬと思ったなら、自ら引くのも大切だよ。
己が力を見極め、先を見極めること。
力及ばず引くことは恥ではないよ。
引くのも勇気だ。
[補足するように紡いで、集まった者達を見回した。
それぞれの顔つきを見遣った後、出立と相成った]