[声の繋がりから一時意識を離して、眼前を見据えた。
状況を大きく変える手段など思い付けはしないけれど]
滑らかなるもの 磨かれし玉肌よ
其を汚すもの拒絶せよ 触れるも能わぬほどに――!
[兵が侵攻の際通るであろう道を、滑りやすい素材へと変化させていく。
自分たちのように"飛ぶ"のでないのなら、踏み締めるための足場は必要なはずだ。
怯むことを知らぬ超人>>28に、どれだけ効果があるのかはわからないけれど]
とにかく……合流しなきゃ。
[自分に単独で戦う力がないことは百も承知だった。
適宜道の素材を変化させつつ、激しい光の散る先>>27を目指した**]