―それから―
[ユーリエの要請通りに異空間へ遣った者を此方側へ戻し
後夜祭もそこそこに歪な空間へ還ろうかと思っていた
――その時だったね。]
おや、引越しかい?ユーリエ。
[偶々緑の彼との会話>>21が聞こえたものだから、聞いて。]
ボクに頼むのなら、今回の借りと合わせて対価は貰うからね。
ああ…いっそ、キミの頭に猫耳を定着するっていうのもいいかな。
[にこりと笑ってそんな冗談を口にする。
答えがどうでも、冗談だよと笑ってみせれば
次のグリードでまたねと手を振って、歪の罅へと這入り込んだ。
さて、彼女と次に会う事になるのは一体何時に*なるのやら。*]