― 合流後/バロンの島 ―[む、こちらを向いた>>33。ふむ、あの龍と似ているが、確かにこどものようだな。瞳の中に宿るものが幼い時の弟に良く似ている。見詰められた刹那はそんなことを考えていたが、返答があれば意識はそちらへと向き]確信は無いが…か。聞いた者にしか分からぬものもあるだろう。それに本尊かどうかは今探ることでもない。ではその龍については任せる。[龍にまで頭を下げられて>>34、私は思わず笑んだ。素直と言うか、ファサン殿に良く懐いているな]