相討ち…ノトカーは既に内部に移動して治療も受けていました。公国兵がそう、簡単に潜入できるというのも疑問なのですがそれでも、貴方が偽りをいうはずもないですし…[表情は、いつもと変わらぬ冷静さを保つ。手の中から零れ、ソマリの足元すぐ傍まで転がり揺れる通信機を拾い上げる。ゆっくりと落ち着いた声で、状況を分析するように呟いた。]