[血の気が引いたり上がるのを感じながらの暴行。ファミル少尉がマスターキーを持っているなんて知らないから。制止も聞かず、助走をつけて猛牛さながらに扉に体当たり。もし、もし死因が想像しているものだとすれば。既に感染している可能性が高い己が踏み込むのが一番と。]誰も入るなよていうか中尉はどこ行ったんだ[立場も忘れて牽制を告げ、無理に暴いたドアの先に押し入る。]