[小さく溜息を着くと、改めて身をかがめてローレルと真っ直ぐ向き合う] ごめんなさいね。 多分、それは僕の探している女の子です。 怖い思いや、痛い思いはしませんでしたか? もしそうだとしても、どうか赦してあげてくださいな。 本当は、とても優しい人なんです。 ただ、お腹が空いているとね、 どうしても我慢できないんです。 ――そういう風に、出来ているんです。[少女の頭を撫でようと、腕を伸ばす] あと、教えてくれてありがとう。