[オットーたちが談話室に向かう前。後に続こうかと思っているとシモンに話しかけられてそちらを向いた。>>29柄の悪い唸り声を上げて睨みつける]
…ああ?別に何も、ね――
[言いかけて、おもむろに頭をぐしゃぐしゃと撫でられた。
カッと頭に血が昇る。ガキ扱いすんじゃねえっ!そう怒鳴ろうとして、我に返った。…そんなに苛々が顔に出ていたのだろうか。
自分がこのまま議論に参加しても、きっと冷静な話し合いは出来ないだろう。下手すればまた悪目立ちし仲間の足を引っ張ることになりかねない。
…それに。]
…ああ。
[しばし考えると、彼の声に頷く。誘いに乗るつもりで、シモンの部屋までついていくだろう]