まったくだ。お前が意地を張り続けるから───[ぐらりと頭が揺れた。抗わず、どさりと地面に座り込んでしまった。少し休みたいのだ。深手を負った左肩が痛む]ひとつ、貸しておく。[気にするな、と。見上げながら違う言葉で友に伝えて、無愛想な顔に少し笑った。友が戻ってきたことが嬉しくて、それから暫く笑って*いた*]