[投げつけた火だけでは大した威力にはならないだろうけれど。先に投げつけた油に引火したなら、喩え鉄であっても油が残る部分は燃え始めるだろう。油が地面に落ちていたなら、足元から火の手が上がることになるはずだ。僅かでも火の手が上がったなら、少し大きめの革袋を持った義勇兵が、ギリギリまで近付いて追撃の油を撒くことになる*]