[すぐにくる追撃、息をつく暇を与えてくれない相手の動きは、ディークと話していたのとは逆にむしろこっちが先に消耗させられそうな気もした]つけは、効くかな?[返す言葉は軽口だったけども、放たれた突きへの対応はなんとか体を横にしてかわせたといった感じ。体勢を崩されるわけにもいかず、隠していた左腕を向けるような動きは、あたかもペイント弾を向けるかのように、牽制として効を奏したかどうか、すぐにその手は木剣を構える手に添えて、次のリエヴルの動きを注視する]