人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

― 巡洋艦ヴァイスメーヴェ ―

 ごめんなさい、タクマさん。
 貴方の優しさに甘えて、我儘ばかり言ってしまって。

[>>33 タクマの反応は予想通りで。
然し、己の進退の心配や、軍人としての体裁を気にする以前に。
ゲオルグに殴られる心配が真っ先に来る辺りが、二人の仲が窺い知れて、なんだか笑ってしまいそうだ。
若しかしたら、自分の与り知らぬ会話のなかで、既に怒られているのかもしれない。
そう思うと、タクマに申し訳ない気持ちが生まれるが、]

 じゃあ、その時は―――……
 僕が、ゲオルグおじさんに殴られてきます。

[>>35 遠い目になり、深い息を吐く彼にはそう微笑んで。
いや、そういう問題じゃない!とタクマは呆れるだろうか。
そう遠くない海の先に居る、ゲオルグおじさん。
もし直接会えるようならば、自ら謝りに行こうか。]

(36) 2015/11/08(Sun) 12:40:23

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