―出撃前―
[ノックをしディークの待つ場所へと、入るときまでは軍人のもので、人払いは先にしてくれていたらしい]
ごめんね…、突然のことで。
[ディークを見て、すぐに泣きそうな表情になりながら彼の傍へと]
なんだろうね…人の死も、恨みの目も、蔑みも…全部全部…いくらでも…感じてきたことのはずなのに…
慣れることなんて、できないけど……、でも耐えることはできるって……
リエヴルが私のこと…許せないのは当然だろうし…、
シェットラントのことだって…いつかはそうなるって、わかっているはずなのに……
[ぎゅっと抱きつき]
ディーク、少し…暖めて……、止まってしまいそう………
[じっと見上げる目は涙で*濡れていた*]