人狼物語−薔薇の下国

533 R【P】村2


医師 ジークムント

宿

ふむ。
カレルの言っていること>>19は概ね私の研究と一致しますね。
ローゼンハイムの手記の情報は初耳でしたが…。なるほど、これは面白い。

つまり、私の占ったエレオノーレも、「100%人間である」と言い切れないわけですね。

…シメオンからは言いづらいでしょうから、私から話しましょう。
十数年前、この村で人狼騒動が起こったのです。
今回のように、昨日までの友が急に覚醒し、敵となりました。
その場を治めたのが、英雄シメオン。
当時の私はまだ医者になったばかりで、誰にも、何も、してやることが出来ず…ただただシメオンに任せきりでした。

当時の人狼騒動には、ある種の制限がありました。
「狼は一晩に一人しか殺せない」という制限。
そして「私たちは、一晩に一人、狼と思うものを処刑しなければならない」という制限。
…今回も、そのような類の制限があるのではないか、と私は踏んでいます。

しかし。私は人の命を救う医者。
そして、両親から受け継いだ、狼や他へと覚醒してしまった者たちをヒトに戻すための研究を日夜続けてきた研究者。
この二つの肩書に賭けて、絶対に皆さんを救ってみせましょう。
もう誰も、この村で死なせはしません。

(36) 2020/03/02(Mon) 14:35:57

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