人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


白金うさぎ ファミル

[少しでも役に立てないかと、テーブルを拭いてみたりしたがすぐにやる事が無くなってしまった。料理が出来れば良いのだろうが、一度もした事が無い。

ルートかカスパルに教われば良いのだろうか?2人を捜してみるが
暗い寝室でリヒャルトの寝顔を眺めているルートの目が優しくて>>32邪魔が出来なかった。]

 そういえば……

[所在無げにソファの端に縮こまって座っているが、昨夜のタクマの言葉が思いだされた>>34]

 ボクをうらやましいって……

[あんなに大きくて強そうなのに。自分からすれば、物怖じせず誰とでも話が出来て、好きな時に好きな所へ行ける強い身体がうらやましかった。彼のこれまでの時間の使い方の精化なのだろうから。

 こんなものなら取り替えっこするのに

彼なりの慰めだったのかもしれない。本当は不満は無いのだろう。それとも、本当に小さくなりたいのだろうか?誰かに庇護されたいと?

誰にでもその様な欲はあるのだろうか。気付かなかった。
取り留めない事を考えていると、ソファで少しまどろんだ。]

(36) 2014/04/15(Tue) 21:18:56

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