― 執務室・シロウと ―
……それは、変わっているというのでしょうか。
[シロウの言葉には>>0:928首を傾げる。
学生時代のリエヴルを思い出してみた。
自分以外になら平気で刺客を送り込めるような――
そんなところもあったような気がする]
ま、誰かにやらせるくらいなら、
自分が……といいそうではあるのは同感ですけれどね。
[答えながら内心では複雑な気持ちになる。
シロウは自分より今のリエヴルを知っているのだろう。
そのリエヴルが刺客を送り込むくらいならと、行動するのであれば。
まだ惚れられている、そう思ってもいいのだろうか。
それを喜ぶ状況ではないのはわかっているけれど]