人狼物語−薔薇の下国

541 グラムワーグ・サーガ 5 〜呪歌、今まさに絶えんとする時


皇帝 ファミル

[斧に当たった最初の衝撃で、軌道がずれる。
おまけのようにいくつか当たった感触には悲鳴がついてきたが、最初のには無かった。

かわりにぼやきが聞こえたな、と回転を止めたところで、首元に赤い剣があった。>>29
知覚に捕らえきれなかったその速さに、目を瞬く。
押し通せばいけるかなと思ったけれど、確かにお互い死ぬだろう。]

 そちらが私を値踏みするなら、
 私が値踏みし返す権利もあるはずだよ。

[下げた斧の頭が床を叩いた。]

(36) 2020/11/15(Sun) 01:54:02

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