人狼物語−薔薇の下国

479 月夜に吼える獣の宴


影雷鉤 ノトカー

― スラム街 ―

[一人になったところで太めの尾を大きく一度揺らす。
その動きに合わせ、足元の影が小さく盛り上がり、数体の獣の姿を取った。
猫ほどの大きさで、耳の房毛が特徴的なそれ。
完全変化した時の自分の写しだ]

んー……やっぱ今はこれが限度か。
安定しないなぁ。

[自分にしか分からない内容の呟きを零し、写しを各地へと散らせる。
結界の範囲と、誰が取り込まれたかを把握するためのもの。
誰かと遭遇しても一定の距離を保ち、観察するように遠巻きに眺めるだけの存在だ]

(36) 2017/04/29(Sat) 21:59:16

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