偉いの反対は偉そうとは誰の言葉だったかね。トップに立つのはカリスマでなければ成り立たなく、下っぱに個性はいらん。しかし幹部連中なぞはそうはいかないのが現実だ。こいつの元持ち主なんかもな。[いつの間にか指の間にあったカードを振って見せる。一見タロットカードのようなそれ、狼が描かれていることは見てとれるだろう。]