フレデリカ!離れて! 玄関の先にいるのは、能力者だよっ![だからアイリはまず心の底から湧き上がる破壊衝動を荒い息を吐きながら抑え付けつつ、フレデリカに大声で警告した。…だが、アイリは知らない。自身が能力者故に。目の前の相手が、フレデリカの精神を操ろうとしている事に…気付いてはいなかったのだから。]