人狼物語−薔薇の下国

483 翠龍幻霧 ─天霊遺跡封印行─


翡翠風精 シュテルン

……るぅ。

[霧の向こう、何かがざわつく気配がある]

…………帰らないというなら、仕方ないけれど。
容易く奥に進めると思うのは、よくないのだよ。

[以前であれば存在しなかった、奥地に進むのを阻む者たちがいるから……というのは、口にしない]

この地は、眠るべき者のための地。
そこに人が踏み込むのは、よくないのだからね。

[代わりにそれだけ言い置いて。
少年はくるり、と踵を返す。

ざわめきの源を見に行った──とは、気づき難いやもしれないが。**]

(36) 2017/08/02(Wed) 23:50:57

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