人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


世話係 オクタヴィア

 ゲルトさま。

[先客が居た。>>29
天使でありながら黒き翼を背負う天使と言えば彼しかいない。
 神に背いた証である翼は、艶めいてさえいる。
 けれども彼も今一度主を信じた者だ。…それでも、僅かに表情が曇る理由は彼女の心にのみ存在する。]
 
 フェリクスさん。
 どこか痛いところはありませんか?
 衣服やシーツは汚れていませんか?
 遠慮せず、何でもおっしゃってくださいね。

[一旦下がった方が良いかもしれないが、食事が冷めてしまうのは避けたかった。
ゲルトに一礼してから、檻の下にある差し入れ口を持っている鍵で開き、トレイを押しだす。
常と変らぬ語りかけをし、問題がなければ求められた物を取りに行き、なければゲルトとの会話を邪魔しないよう、そのまま場を辞すことになるだろう。**]

(36) 2014/06/19(Thu) 12:07:43

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