― →お菓子の家(宿屋)の中
[一通り描き終えると、お腹が減ったことに気づいてお菓子の家の中に入った。お菓子をかじってみたい誘惑にかられるものの、さすがにそこまで子供ではないからぐっとこらえる。
中は母親が留守のときに泊めてもらっている、馴染みのある宿屋と同じだな?と思っていると、カウンターに母親のエルナと幼馴染である女主人らしき女性を発見した。しかし自分が知っている彼女よりも若い気がして、不思議そうに首を傾げる。]
こんにち、は?レジーナさん、ですよね?僕はヨアヒムです。分かります?
[万が一人違いだったら相手を困らせるかなと思って、慎重に声をかける。]