[>>32差し出されたそれが何か判らず、一瞬首傾げた。
けれどもすぐに、ローレルが所持していた拳銃だと理解して]
っ、これ、元はゾンダーリング中佐のじゃ……
[それを思うと、リエヴルこそ持つのに相応しいのではないかと思え。
けれどお守りと言われれば、自然手が伸びてしまう]
シュタインメッツ中尉と合わせて、きちんとした所に早く、寝かせてやりたいですね。
[それを受け取りながら、詰まる声でこぼす。
最後に見たローレルは、久しぶりに見たどこか明るい表情だった>>6:91ことを思い出し。
守れなかったことに泣き崩れたくなる衝動を、奥歯を噛み締め、深く息を吸うことで耐えた]