不幸が、禍がない暖かい世界では俺は、俺として存在する事すらできない。「他人が見たら」なかなかぞっとするほど不幸な存在にしか見えんだろうなぁ。―――ハハハハハハハッ変わるまで、飽きるまで…いくらでもつきあってやるさ。[藍色の魂は、蒼禍星の言葉を聞き、とても愉しそうに笑った。そして立ち上がり、さも当然のように主の傍へと歩いて、闇に向かって*手を伸ばした。*]