[制止の言葉は掛けない。 ワイヤーを使って跳ぶように目標へと迫る動きに] ぅおおおおおお![鬨の声を上げて、背中の剣を抜く。 大声を上げたのは、一瞬でもヴェルナーから気を逸らせればとのもくろみと、自分への鼓舞もある。 駆け出すと、ヴェルナーの動きを妨げる可能性のある巨人の腕目掛けて、斬りかかった*]