[現状を見て、それでもゲオルグが黒だとは決められない。]
[仲間だからではない。]
[テオドールにそんな迷いは存在しない。]
[決定づけられないのは、テオドールのバイザーには仲間のマーカーしか表示されないせいだ。]
[ふっと現れた白猫>>3:358は、どんな顔をしただろう。
それにただ、返事と、現実から目を背けようとしているようにもとれる言葉>>368を零す。]
――スノウ。
[そこにまだいても、一度はいなくなってしまっていても。
きっと、テオドールが呼びかければ応えてくれるのだろう。]
副艦長を呼んでくれ。
[テオドールはエディに視線を落としたまま、そう言った。
何かあったら連絡してくれ、と言われていたのを、思い出したのだ。
それは、自分が避難客のフリをしていた時の話であったけれど。]
[頼れるのは