ええ。……無事じゃないほうが良かったですか?[踏み込んできたのはやはり黒猫の主>>34複雑な響きを感じ取れば目を細め、じ、と見やり]冗談ですよ。おかげさまで、もう大丈夫です。[意地が悪いと言える言葉を口にすれば、すぐに誤魔化すようにそれを否定し視線は彼から猫へ、その小さな頭を撫でようと手を伸ばした傷はローレルが最期に何とか付けたものであり浅く、適切な処置をされたのだから、当然だった。あれだけ痛んだ理由は分からず。思い出せば少し眉を寄せてしまう]