[負けない、負けたくない。そう思うのは、自身の『夢』のためが第一だけれど。同時、今、対峙している彼女に、認めてほしい、と。ただ、周りに流されていただけの頃とは、少しずつでも変われているのだ、と伝えたいと。そんな想いもまた、内には秘められていて]……ボク、は。[幾度目かの斬撃を弓で受け止めた後、は、と息を吐き]絶対、諦めないんだっ……![叶えたいものがたくさんあるから、とは言葉にはのせず。精一杯の力を入れて鎌を押し返した後、大上段から真正面へ、思いっきり弓を振り下ろした。**]