[何事もない、何事もない可能性もあるではないか…。
小走りで部屋脇の階段を駆け下りると、そのまま管理人室へ。十字の封印を見れば>>2:138そう言えば騒動の中にゾフィヤ准尉はいただろうかと一瞬考えがちらつくが、今はそれどころではない。
部屋の脇、教えられていた暗証番号を入力しキーボックスからマスターキーを手にすれば、そのまま駆け足で「潮風」の扉へ戻る。
ガチャリと鈍い音がすれば鍵は無事に開かれただろう。
鍵が開いた辺りでフレデリカから報告を受けただろうか。そちらも聞けば>>26、眉を顰める。]
わかった。准尉も後で様子を見て来よう。
[そのまま民間人を一歩下がらせ、自分は「潮風」の部屋の中へ。自分の後に続いたものはいただろうか。]