― 都市上空 ―[ふわり、空に霞色の光が散る。どこかへ消えていた『紡ぎ手』は、再び空に現れ、周囲を見回す]……さて。次なる『流れ』は、何処へ向かうか。[そんな呟き一つ、漏らす。その手に握られた銀の大鎌が微か、光を弾いた。**]