─ 上陸前/蛟 統制室 ─
[甲板の上、休息している彼女>>22を見つけて近寄ると疲労の強い様子に大丈夫かと思い、傍らに膝をつき]
ごめんな、水嫌いなのに頑張らせちまって。
じきに陸着くらしいから、そこまで頑張ってくれ。
[彼女の水への恐怖が疲労に繋がっていると思って、申し訳なさに謝った。
ディークとヤクモを光の精霊に探してもらっていると聞かされたなら、何故見つからないのかこちらも不安に思うけれど。
聞かされないならば、自分が発した通信>>2:256通り他艦に留まっているのだろうと不安は抱きはしなかった。
万一にも彼らが戻ってこないなんて、思ってはいなかったのだと気付いたのは、上陸後のことだった]