人狼物語−薔薇の下国

57 少人数で人狼BBSRP村 ―ミッドサマーの夜―


村娘 パメラ

 本当、美味しかったよねー。オットーの旦那さんになる人は幸せだ〜。毎日あんな美味しいの作ってもらえるんだもん。

 あ、でも、みんなと食べたから尚更美味しかったのかもね。
 家族みたい…か。そうだよね。昔は一緒にごはん食べる機会もたくさんあって…家族みたいだったわね。
 うんうん〜アルビンさん、いつもはさ、ちょっとニヒル気取っちゃってるのに、お酒飲んでオットーの前だとはしゃぐんだもんねー。本当楽しげにさ。
 もっと頻繁に帰ってきてくれたらいいのにね。
 そしたら、またみんなで囲んで食事をしてさ……

[会話に花が咲く。こうやって皆で食事を一緒に食べたのも、カタリナの手を引いて歩くのも、久しぶりだったはずなのにいつもそうしているようにも錯覚する。そう、かつてはいつもそんな光景があった。
笑い合う年上の幼なじみも、柔らかい温もりも……記憶の中にいつまでも残る、そんな在りし日の1ページ。
もう帰れない過去の扉──]

(35) 2013/09/17(Tue) 19:29:55

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